DXなど、新規プロジェクトでの高い壁に向き合う
DXのプロジェクトに限らず、組織にとって何か新しいことを始めようとした時は必ずいくつかの、いくつものハードルというか、壁が立ちはだかります。
予算だったり、組織だったり、誰かの感情だったり、「他社の成功事例はあるのか?」とか。
そんな壁が立ちはだかる度に凹んだり、モチベーションを下げたりしていると、プロジェクトはなかなか前に進まずにスタックしていつの間にか止まってしまったりもします。
でも、そこは気持ちを切り替えて「新しいことを始めるにはいくつもハードルが出てくるのは当たり前」、「そんなハードルは新規プロジェクトを成功させるための課題であり、越えるべき関所みたいなもの」と思っておけば前向きに捉えられます。
ロールプレイングゲーム(RPG)でいくつもの謎を解き、だんだん強くなっていくボスを倒すことでクリアにつながっていくのと似たようなことです。
(RPGだと、この謎やボスのハードルが少なかったり、弱すぎたりすると面白くないゲームになるはず)
新しいプロジェクトをいくつか経験していくと、「またこのハードルか」とか「そろそろ新しいハードルが出てくるな」とか「これは初めてのハードルだな」と思えるようになります。
ハードルの出現は当たり前のことだし、凹んだりするものではなく、いかに越えるかの課題に捉えられるようになります。
もちろん、なかなか越えられないハードルもあるし、その時点では越えられずに終わってしまうハードルも出てくると思います。
でも、新規プロジェクトを進めることで出てきたハードルと向き合うことで下記のナレッジは得られます。
●どんな新規プロジェクトを進めると、どんなハードルが出てくるのか?
●どのハードルはどうすれば越えられるのか?
●高いハードルにはどんな種類のものがあるのか?
●越えられなかったハードルはどんなものだったのか?越えられなかった理由は何なのか?
そして、これらの経験とナレッジはハードルに立ち向かうことでしか得られないものだし、次のプロジェクトに挑む時に役立つことが多いのです。
「壁にぶち当たってからが、本当の仕事」
ぐらいに思っていると、立ちはだかる高い壁にも向き合いやすくなると思います。
そして、そんな時には高い壁を越えるためのカイダンを思い出してください(笑)。
4月に開業してようやく1ヶ月経とうとしていますが、今日(4月28日)から5月9日までの長いお休みをいただきます。
ゆっくり休みつつ、高い壁を越えられる英気を養えればと思っています。
コロナ禍ではありますが、よいゴールデンウイークを!