リアルの展示会は興味範囲も拡げてくれる

3月に実施予定だったのに順延されていたIT week春にいってきました。
東京はまだ緊急事態宣言発令中、しかも5月末から6月20日まで延長を要請するといったタイミング。
こんな状況なので、「展示企業が少ないかも?あまり情報収集にならないかも?」と行くことを躊躇していましたが、「行かない後悔よりも行っての後悔」の方がいいなと思い、水曜日の初日に行ってきました。

ここのところ、千葉のインキュベーションオフィス「CHIBA LABO」で仕事をすることが多いので、久しぶりの東京。
昼時に青海に着いたこともあり、「東京っぽい」場所でランチを食べたいなと探して、モンスーンカフェでグリーンカレーを。
20年ほど前、大阪在住で出張かなんかの時に恵比寿店に初めて行った時、おしゃれな店だなーと思ったことを思い出します。
因みに、モンスーンカフェは緊急事態宣言下での営業時間などで話題になっているグローバルダイニングさんのお店だったんですね。

今回の展示内容は下記の11カテゴリー。
カテゴリー数の多さに比べると会場は狭く、展示ブース数もコロナ禍以前よりは少ないが、そこはまぁしょうがない。
僕の目当てのカテゴリーは、ソフトウェア&アプリ開発、セールス自動化・CRM、Web&デジタルマーケティング、IoT&5Gソリューション、次世代EC&店舗、AI・業務自動化辺り。
ただ、今回の会場構成だと、いつもは見ないカテゴリーもさっと目を通すこともできるので、新しい発見もあったりするのかも。

また、下記のようにテレワーク・在宅支援、コロナ対策、5G対応、ニューノーマル時代のDX、ペーパーレス/脱ハンコ、オンライン商談ツール、デジタルマーケティングなど、SEO対策にも使えそうなトレンドワードも散りばめられています。
そして、これらのトレンド軸と展示カテゴリーは一致しないものも多いので、まずは全ブースをのぞいて見ようかという周り方になりました。

僕が気になったソリューションやテクノロジーを備忘録的にも列挙しておくと。

UWB(Ultra Wide Band)を使った高精度な位置情報分析システム

SMS認証に代わるかも?な新しい認証の仕組み「着信認証」

LINEやメッセンジャーなど、様々なタッチポイントでの接客を可能にするカンバセーションクラウド

ユーザー投稿のInstagram画像のEC活用を進めるECbeingのvisumo

などなど。
他にもオンライン接客やチャットボットは気になるものがいくつかあったし、AI活用したデータ分析サービスとか、いろんなプラットフォームに掲載される店舗情報の管理ツールとか、クォリティ高そうな映像制作会社が提供するLIVE配信とかとか、自分の興味範囲を拡げてくれるブースもありました。
やっぱり、自分が気付いていないことと出会えるのはリアルの展示会の魅力ですね。

あと、テレカンばかりでなかなか会えなかった取引先の方とリアルで会えたことも嬉しかった。
というか、リアルな場でたくさんの方々と商談できる機会はいまななかなかないし、コロナ禍以前よりもリアルな展示会は貴重な場になっているのかもしれませんね。