音と光と動きでアウトプットされた空間が心地よかったライゾマティクス_マルティプレックス

今週は久しぶりに美術館へ。
ライゾマティクス_マルティプレックスを見に東京都現代美術館へ行ってきました。
(6月22日で終わってしまうのですが)

ライゾマやチームラボなんかのデジタルやテクノロジーを活用してのリアルな場でのアウトプット(インスタレーション?)は以前から好きで、5~8年ほど前はかなり追っかけていました。
5年ほど前にはSXSWにも行かせてもらったしな。

でも、ここのところはRetail Techなど、より地に足がついたビジネスよりのものばかりを追っかけていて、ビジネス以前の表現面でのデジタルテクノロジーを追っかけられていなかった。
去年からはコロナ禍もあったので、美術館に行くという発想もなかったし。。。

それが先週ぐらいに「ライゾマティクス_マルティプレックス」を事前予約で見に行ってきた人のTweetが流れてきて、ライゾマ展やってんだ?(少し前にも聞いたことあったような気もするけど)、事前予約なら混んでないかもな、火曜日に出社する時に寄ってみるか?こういうのこそフリーになった特権かもな?とか思って行ってきました。

ライゾマティクス_マルティプレックスでは、ライゾマ15周年ということもあり、初期から今までの様々な作品のアーカイブが作品のデコンというか「どうやって作られているかの」説明付きの映像と、使われているハードウェアの展示で紹介されていました。
これはこれですごく貴重だし、見ていて面白かったのですが、僕がいちばん時間をかけて見ていたのが、particlesなどの実際にその場で動くモノ。

ライゾマの作品はperfumeやOK GOなど、映像で見るのもすごくいいんだけど、テクノロジーでアウトプットされたモノをその場で見れるのはすごくワクワクする。
今回の展示の目玉(だったんだと思う)のparticlesは、暗闇の中でレールの上を流れてくるボールに光を当てることで光と音のSound & Visionを提示するといったものだったんだけど、ここで感じるSound & Visionがすごく心地よかった。

リアルの空間をセンサーでトラッキングし、実現したい動きと音と光をコーディングして、再構成したリアルをアウトプットするというか、、、音と光と動きで加工された空間を創り出しているのです。
そして、音と光と動きでアウトプットされた空間がすごく居心地がいいという。
そんな体験ができるライゾマティクス_マルティプレックスでした。
たぶん、particlesだけで30分ぐらいいたと思います。


今回の展示内容とは違いますが、particlesはこんな感じです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です