2026年 Japan IT Week 春で見た「AI×マーケティング」の現在地
今回は、2026年4月に東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春」や「営業・デジタルマーケティング Week 春」などの展示会視察レポートをお届けします。

今回の展示会全体を通じた大きなトレンドは、「AIの実装・自律化」と「顧客体験(CX)の高度化」です。
AIは単なる効率化ツールを越え、マーケティングの強力な「実行パートナー」へと進化していました。
特に注目した3つのトピックスをピックアップしてご紹介します。
1. リアル店舗で活躍する「AIアバター」
イベントや店舗の現場で目を引いたのが、AIアバターによる接客ソリューションです。 TANAXとAVITAが共同展開していた「AI TERMINAL CITY」ブースでは、AIアバターが来場者のニーズをヒアリングし、一人ひとりに最適な商品を提案する「未来の売り場」が体験できました。スタッフに頼らずとも、データに基づいた均一で高品質な接客が提供される時代がすでに来ています。

2. AIで「自社顧客のクローン」を作り出す
戦略・リサーチの領域でも、AIによるブレイクスルーが起きています。 電通グループのブースで紹介されていた「AI Customer Twin」は、自社の保有データから顧客を高解像度で再現するAIペルソナです。この仮想顧客と24時間いつでも対話できるため、新商品アイデアの壁打ちや、施策をリリースする前の受容性検証が圧倒的なスピードで行えるようになります。
3. データ統合とAIによる「施策の自動最適化」
データ活用に関しても、AIの実装が当たり前になっています。 データマーケティング基盤「b dash」や経営管理ツール「kpiee」のブースでは、バラバラに点在するデータをノーコードで統合する仕組みが紹介されていました。さらに、統合されたデータに基づき、AIがABテストや配信時間、チャネルを自動で最適化してくれるなど、人の手では追いつかない運用をAIがカバーする体制が整いつつあります。
AIは「作業を楽にするもの」から「共に働く相棒」へ
今年の展示会を歩いてみて、AIを使って「いかに新しい顧客体験(CX)を創り出すか」が、今後のマーケティングにおける最大の競争力になると強く感じました。
AIペルソナと戦略を練り、AIアバターが接客し、AIがデータを分析して自動で施策を打ち出す……そんな未来のマーケティング体制のヒントが詰まった展示会でした。皆さんの事業でも、最新テクノロジーをどう活かせるか、ぜひ想像を膨らませてみてください!
より詳細なレポートも作ってみましたので、ご興味ある方はご連絡ください。

